ご覧頂きありがとう御座います。

◇銘器との出会い 柳沢省一氏のクラシックギター 阿部完全手工ギター

阿部ガットギターの中に阿部手工ギターというクラスが有りますが
これは昭和40年代初期から、当時有名であったギタリストの阿部保夫が監製して、
当時の日本屈指のギター製作家の精鋭が製作したシリーズのことです。
いわゆる阿部ガット量産モデルとは違い、完全手工で製作されており、
今では希少となった材の使用などから昨今価値が再認識され価格が高騰しているシリーズです。

メンバーは、行田剛久、稲川明、田村広、両角強、矢崎和夫、植松昭紀、中島登、穂川利彦、藤原春行等の
職人が居る訳ですが、柳沢省一氏もその中の一人です。

なかでも柳沢氏の製作したギターは、阿部ガット手工品の中でも完成度の高いものが多く、
この一本も、昭和52年の作ですので氏の円熟期とでも云うべき頃の製作になります。

材を見てみると、内部の構造が丹念でしっかりしている上に
トップは木目の非常に上質な米杉の単板、ブリッジと指板はローズウッド。
ネックはマホガニー、サイド・バックは見事なローズウッドを当てています。

音色は重厚で軽く触れただけで美しく響き、透明感のある中に気品が有り、凛とした風格に溢れています。

ギターの またブリッジ下に演奏には支障の無い塗装表面のヒビが有る程度で、
全体的に
弦はサバレスの新弦です。
1弦～3弦....サバレスニュークリスタル 4弦~6弦....サバレスコラム

ギター全体は専用のクリーナーで時間を掛け入念に磨きました。
フレットの汚れはコンパウンドで磨き落とし
指板は磨いた後、レモンオイルで保湿してあります。
ペグは分解・研磨・洗浄グリースアップしました。

発送はハードケースに入れ、プチプチで厳重に包み着払いにさせて戴きます。

★主な仕様 ★コンディション 弦長 650mm ペグ 回転良し 全長 1005mm ナット 牛骨 ボディ 485mm×368mm×105mm フレット残り 7～8分 ナット幅 52mm ネック やや順ぞり気味 サドル幅 80mm サドル 牛骨 ヘッド ローズウッド 弦 1弦～3弦....サバレスニュークリスタル
4弦~6弦....サバレスコラム ボディトップ 米杉単板 サドル出代 ほとんど無し バック・サイド ローズウッド ヘッド 問題なし ネック マホガニー 指板 減り無し 指板 ローズウッド 塗装、傷など ウレタンクリアー、小傷有り ブリッジ ローズウッド 弦高 12F 1弦/4.0mm 6弦/4.5mm





* * * 写真の追加は、無料のオークション支援サイト いめーじあっぷを利用しました。（無料） * * *