出羽庄内藩主 酒井家13,15代当主 酒井忠篤「山川多古情(一行書)」真作 殿様 山形県 戊辰戦争 茶席の禅語 茶掛け 歴史資料 掛け軸 掛軸 書画 オンライン

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出羽庄内藩主 酒井家13,15代当主 酒井忠篤「山川多古情(一行書)」■作家名:酒井忠篤

■作品名:山川多古情(山川古情多し)
(意味)
山が静かなので、はるか遠くの松風の音が聞えてくる。山中のしずけさ。

■手法:紙本・墨

■寸法:本紙130.6×35.0㎝、総丈198.5×48.4㎝

■備考:サイン「(口+幼)鳴書」、印「源章忠篤」「蓬堂」

■状態:折れ、シミがございます。

■付属品:箱はございません。

■略歴
【酒井忠篤(1853~1915)】
出羽庄内藩11代藩主、左衛門尉酒井家13代当主、旧庄内藩主 酒井家15代当主。
幼名は繁之丞、蓬堂・拗鳴と号した。
文久2年(1862)叔父忠寛の遺領を賜り10歳で家督を継ぐ。
翌年、江戸市中の治安を保つために江戸市中取締を命ぜられ、元治元年(1864)江戸長州藩邸、
慶応3年(1867)江戸薩摩藩邸の接収を命ぜられてその任を果たした。
翌明治元年(1868)3月、家臣とともに庄内に引き揚げ、戊辰戦争で薩長軍と戦火を交えたが、9月に帰順降伏。
忠篤は上京を命ぜられ、東京芝清光寺にて謹慎。家督を弟忠宝に譲り、家名は存続した。
明治3年(1870)10月、兵学修行のため、藩士70余名とともに鹿児島へ出発、翌年3月まで同地で西郷隆盛等の教導を得た。
明治5年(1872)西郷の薦めでドイツへ兵学を学ぶために留学し、明治12年(1879)帰国。
明治18年(1885)酒田本間光美の勧めによって株式会社米商会所を創立。
明治23年(1890)三矢藤太郎、赤沢源也らに「南洲翁遺訓」を編纂させ、1,000余冊を刊行して広く全国の同志に頒布した。

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